上地 裕作
・神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
・JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
・ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
・得意分野 ボディメイク、ダイエット
テレビで健康番組をしていて体の柔軟性がテーマになっていると必ず目にするのが前屈ですよね。それを見ながら自分でもやってみると、絶望的に硬い。別にお腹に脂肪が付いていてそれが邪魔になって真下に倒せないという訳ではないけど、まったく地面まで手が届かない。そのような方も多いのではないでしょうか。
ただ前屈して地面に届かないからと言って、生活に支障をきたすようなことはありません。そのため、自分は身体が硬いから仕方ないと諦めモードになってしまっていませんか?でも体が硬いと「背中がかゆいときに届かない。」という悩みにつながってしまいます。そう考えると、体を動かせる範囲が広い柔らかい人のことがうらやましいですよね。
そう、目で見えて困ったというデメリットは少ないのですが、このような目で見えない部分での体の硬さによるデメリットは、実は他にもたくさんあるのです。とはいえ、デメリット部分をイメージしても実害がなければ体を柔らかくするためのストレッチなんてやる気も出ないでしょう。ですがここで、美ボディを目指したいあなたにおすすめするのは、柔軟な身体づくりです。柔軟な身体は健康の基本であり、それを作ることができるストレッチは健康と美の源なのです。ストレッチを上手く行えば体が柔軟になるだけでなく、健康増進効果やダイエット効果、それ以外にも多くのメリットがあるんです。
今回は、体が硬い場合のデメリットとともに、ストレッチをするメリットを中心にストレッチについて解説します。
【 目次 】
体が硬いことのデメリット
体が硬いことで被るデメリットは実は多くあります。
・運動時にけがをしやすくなる
・血液の循環が悪くなる
・むくみや冷えを生じやすくなる
・基礎代謝が下がって太りやすくなる
・疲労物質が蓄積しやすくなる
・腰痛や肩こりの原因になる
・動脈硬化や心筋梗塞の原因にもなる
これらのデメリットは、日常生活を送っている中で実際に意識的にデメリットだと感じたことはありますか?正直身体が硬いからという理由で感じるということはほぼないかと思います。ですが、例えば柔軟性が低いと筋肉の可動域が狭くなります。運動しているときなどに変な動きをしてしまった場合、そのときに発生した力をうまく逃がすことができず、関節や筋肉に変な負荷がかかってしまい怪我につながってしまうということはあります。血液の循環が悪くなってしまうことでむくみや冷え性の原因にもなりますし、基礎代謝の低下やそれに伴って太りやすくなってしまうこともあります。疲労が蓄積しやすくなったり、肩こり・腰痛にもつながります。全て元をただせば、体が硬いことにつながるのです。
つまり普段から意識的に感じないところで、体の硬さはいろいろなデメリットを体に与えているのです。
ストレッチをする6つのメリット
一方で体が柔らかいことのメリットはデメリットの裏返しだといえます。
・筋肉の可動域が広がり、動きがスムーズになる
・機能が向上することでけがをしにくくなる
これらのメリットはストレッチによる柔軟性向上のメリットだといえます。
ですが、これらはストレッチをした際のメリットの1つのであり、ストレッチをすることによるメリットは他にも多くあるのです。
ストレッチを行うメリットは次の6つです。
・代謝が改善され痩せやすい身体になる
・体の不調が出にくくなる
・免疫力が向上し病気に強くなる
・けがしにくくなる
・睡眠を良化させることができる
・可動域が広がり運動機能が向上する
それぞれの詳細を解説します。
・代謝が改善され痩せやすい身体になる
ストレッチを行うことで代謝が改善されます。強度の強いトレーニングとは違い、負荷の軽いストレッチですが、それまで眠っていた筋肉を目覚めさせますので、代謝が改善されます。そうなると、消費カロリーは向上することから必然的に痩せやすい身体になるのです。
ちりも積もれば山となるということわざのごとく、ストレッチも行えば脂肪を少しずつでも減らすことができるのです。
また、日常的に使われる大きな筋肉もストレッチを行うことで鍛えることができます。大きな分、基礎代謝も大きくなりやすいですので、その分痩せやすくなるのです。
・身体の不調が出にくくなる
ストレッチを行うことで、こりや痛み、むくみ、冷え性などが根本的に改善されます。これは柔軟性が向上することで、関節にかかっていた負担が軽減するからです。筋肉や腱が伸びることで、負荷を受け止めることができることから、悩まされていた痛みなどの不調が出にくくなるのです。
・免疫力が向上し病気に強くなる
ストレッチを行い筋肉が正しい動きをするようになることで、姿勢も改善されます。正しいポジションで体が動くようになると、血行も良くなり循環も促進されます。滞っていた毛細血管への血流などが回復することで、平均対応が35℃台や36℃台前半だという方も、37℃という本来の平均体温に近い温度に向上させることができます。
36.5℃を超え37.0℃に近い当たりが免疫力を正常に保つことができる体温だと言われます。ストレッチにより結構が促進されるメリットは、免疫力を向上しウイルスに対抗する力を取り戻し、病気にかかりにくくするという大きなメリットにつながっているのです。
・怪我をしにくくなる
ストレッチを継続することで、筋肉の柔軟性が向上します。可動域が広がるだけでなく、筋肉そのものをより正しい機能が引き出せるようになることから、思いがけないトラブルによるけがから体を守ることができるのです。
・睡眠を良化させることができる
ストレッチを行うと、体はリラックス状態になります。これは副交感神経に作用し、副交感神経が優位になるからです。このことから、普段から寝つきが悪くて悩んでいる方は、睡眠1時間くらい前にストレッチをしてみると、副交感神経が優位になることから寝つきやすくなります。心身ともにリラックス状態になりますので、良質な睡眠をとることができるようになるのです。
・可動域が広がり運動機能が向上する
ストレッチを行うことで、筋肉は柔らかくなります。それまでつっぱって関節の動きを邪魔していた硬直した筋肉から、柔軟性を持った筋肉に変わることで、関節も可動域が広がります。そうなるとスムーズに手足を動かすことができるようになり、運動能力の向上と合わせてエネルギー効率を良くすることができるのです。
体が硬い人ほどストレッチに取組もう
ストレッチのメリットを解説しましたが、体が硬くて運動に向かないと悩んでいた方は、それらのメリットを全く理解しておらず、一人で悩んでいたのかもしれません。ですが、実際はそういう硬くて悩んでいるという方こそ、ストレッチに取組んでいただきたいと思います。ストレッチをすることで柔軟性は格段にあがりますので、体はよく動くようになります。そして何よりトレーニングとは別の視点から痩せやすい体を手に入れることができるのです。
激しい運動は無理という方でもストレッチなら続けることができるでしょう。色々なメニューもあるので、飽きる前に組み合わせを変えて行うという方法もあります。極端に言うと、太りすぎて運動が出来ないという方でも、無理せずに取り組むことができるストレッチを試してながら、運動習慣を身に着けるようにしてみましょう。
柔軟な体は健康の基本!ストレッチで手に入れよう
ストレッチは健康と美の基本ということで、ストレッチについて解説いたしました。ストレッチを生活に取り入れることで、柔軟な体を手に入れるだけでなく、運動する時間があまりない人でもダイエット効果が得られます。健康的で美しい身体作りを行うことができるのでストレッチはぜひ取り入れていただきたいと思います。
またパーソナルジムならではの個別指導で、より効果的なストレッチを提供しているジムもあります。ストレッチだけでも、やり方によってはリバウンドしにくい身体に仕上げることができます。
神楽坂パーソナルジムGAINでは、GAIN’Sストレッチという指導を行っています。パーソナルジムでプロのストレッチを習うことで、より効果的に可動域を広げることができます。姿勢の保持だけでなく、慢性的な肩こりや腰痛にも効果的なストレッチです。
ぜひ、こういったストレッチという手法もGAINで身に着けてみてください。
新宿区神楽坂パーソナルジムGAINにお任せください。
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