プロトレーナーが語る身体を癒すマッサージとは?
上地 裕作
・神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
・JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
・ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
・得意分野 ボディメイク、ダイエット
トレーニングだけでなく、日常生活を普通にしていても身体は疲れをため込むものです。マッサージをしてもらいたいと思うときは誰にでもあるかと思います。セッションに合わせて整体メニューを施すパーソナルジムなんかもあるくらいです。ですが、自分でマッサージできるようになれば、疲れを緩和することができますよね。今回は、自分でマッサージをするための基本となる4つのテクニックをご紹介します。まずは基本の方法をマスターしてみましょう。
マッサージをする際の注意点
マッサージがいくらカラダを癒すために必要だとはいっても、注意しなくてはいけない点があります。まずはその点についてご紹介します。
まず1つめとして、疲れが酷いようなときや発熱があるとき、病気や怪我をしているときなど体調が悪いときはマッサージを控えましょう。また効果が出ないような場合は専門家に相談するようにしてください。
2つめとして、食後2時間以内や飲酒の後は控えるようにしてください。特にリンパマッサージでは、全身の結構が良くなってしまいます。その結果消化器に十分な血液が行き届かなくなる可能性があるからです。そのため、食後2時間以内のマッサージは控えるようにしましょう。
それらの点を意識してマッサージを行ってみましょう。
マッサージの基本テクニックは4つ
マッサージ法の基本テクニックは4つです。「さする」「叩く」「押す」「揉む」の4つの方法を解説します。どの方法についても力を入れすぎるのは禁物です。やさしく軽い力加減で行うようにしましょう。
さするマッサージ:軽擦法
まずはさする方法です。手のひらや指の腹などを使って行います。部位によって「手のひら」「こぶし」「数本の指」という感じで使いわけ、なで・さするのです。このときに手を密着させるのがコツになります。
経絡やリンパの流れに沿い、足先や手の指先など身体の末端から心臓に向かってやるのがポイントです。
叩くマッサージ:叩打法
握りこぶしで叩くという方法ではなく、指を揃えてほっぺたを包むイメージに若干丸めた状態の手のひらで、軽く叩くようにします。コツは連続してリズムよく叩くようにすること。筋力アップが望めるほか、結構の促進にもつながるマッサージ法になります。
押すマッサージ:圧迫法
押す方法は、ツボを直接刺激する目的で行います。親指を使って気持ちいい程度の力で押すのがコツ。押し方は3~5秒で息を吐きながらゆっくり押します。息を吐き終えたら3~5秒止めるようにします。その後息を吸いながら3~5秒をかけてゆるめるようにします。
揉むマッサージ:揉捏法
揉む方法は、手のひら全体を使って行います。両手を使い足先や手先から心臓に向かい、外から内におこなっていきます。足をもむ場合は両手で雑巾をしぼるように進めるのがコツです。リンパの流れをよくすることから、新陳代謝が活性化されます。また、筋肉にも刺激を与えることから、柔軟性のある筋肉へと強化することができるのです。
身体を癒すマッサージの基本をマスターしてセルフケアをしよう
いかがだったでしょうか。今回は体を癒すために行うマッサージの基本のテクニックについてご紹介いたしました。やり方をマスターすれば、自分で疲れた筋肉や体を癒すことができるようになり、ある程度セルフでケアすることができるようになります。ぜひ、基本となる4つのテクニックを習得するようにしてみましょう。
新宿区神楽坂パーソナルジムGAINにお任せください。
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